嫁入り舟の“潮来花嫁さん”で知られる茨城県潮来市で、江戸時代から昭和中期の花嫁衣装がホテルや飲食店などに展示されている。
水郷潮来あやめまつりに合わせて潮来の伝統や魅力を伝えようと、市民らの有志実行委員会が昨年に続いて企画した。同委員会代表の大川良子さん(72)は「潮来は花嫁の街。着物を通じて第2の人生の門出を迎えた花嫁たちの思いを知ってほしい」と来場を呼びかけている。
展示企画は「水郷に嫁いだ女たち 誰(た)が袖 潮来花嫁さん」。潮来で結婚し、約50年前から着物の仕立てなどの仕事をしていた大川さんが、同級生や知人らと「水郷潮来花嫁衣装街かど展示実行委員会」を組織して始めた。
今年は着物や帯など色鮮やかな花嫁衣装計約30着を計10店舗に展示。陸路で嫁いだ花嫁の衣装を始め、かつてはごく普通に見られた手こぎ舟で嫁入りした花嫁の写真や衣装も飾られ、当時の様子がよみがえるようだ。
昨年初めて企画した展示は好評で、各店舗を訪れた客が感想を記すノートには、「風情があってすばらしい」「これから嫁ぐ娘にも着物を着させたい」といった喜びの声が詰まっていた。反響を知った大川さんは「潮来の良さを知ってもらえた。これからも続けよう」と手応えを感じ、今年も企画したという。
「市民の自宅には思い出の衣装が残っているはず。もっとたくさん展示して潮来の良さを知ってもらいたい」と大川さん。潮来市民の自宅に眠る“宝の山”を掘り起こし、これからも花嫁の思いを伝え続けていくつもりだ。
展示は6月20日まで。各店舗には目印として展示会のチラシとアヤメの造花が掲示してある。
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posted by ウスイ コウイチ at 02:47|
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