渡部恒三・元衆院副議長が「民主党7奉行」と呼ぶ、「小沢氏と距離がある」とされる面々だ。
渡部氏も出席した。
出席者の一人が「首相が小沢さんと一蓮托生(いちれんたくしょう)になるのはまずい。なぜ『信じている』なんて言ってしまったんだ」と疑問を示すと、同調する声が相次いだ。小沢氏の説明に矛盾が生じれば、政権の責任問題に直結してしまうからだ。
玄葉氏は今回の事件に関し、記者団に「国民がどう受け止めるか考えた場合、参院選への影響を懸念せざるを得ない」と語っている。また、この会合は欠席したが、7奉行の一人、前原国土交通相は大阪府泉佐野市での会合で「しっかり説明し、おかしなことには自浄能力を発揮して正していかなければ、政権交代を選択してくれた国民に顔向けできない」と強調した。それでも、小沢氏の続投そのものは「本人が潔白という前提なら当然頑張っていただきたい」と言わざるを得ず、別の7奉行の一人も「まだ声をあげる時期ではない」と話す。
捜査の行方と世論の動向をにらみながらの苦悩が始まっている。
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